天誅！　内容証明文例

家主側からの法定更新(借地借家法)拒絶の内容証明文例

弊社は貴殿に対し兵庫県神戸市4丁目3番2号　ハサンビルディング301号室を現在賃貸しておりますが、この賃貸借契約は平成**年*月*日を持ちまして賃貸借契約期間が終了いたします。
本物件は既に老朽化し立替が必要となっておりますので、賃貸借契約期限の到来を持ちまして、契約を終了させていただきますので、貴殿からの更新の申し入れがありましてもこれを拒絶することになりますので、あらかじめ通知いたします。
つきましては、貴殿は賃貸借契約が終了次第賃借物件を明け渡すよう要求いたします。
　　　　　　　　　記　　

賃借物件
兵庫県神戸市４丁目３番２号　ハサンビルディング３０１
賃貸借契約日
平成＊＊年＊月＊日
賃貸借契約期間 平成＊＊年＊月＊日より平成＊＊年＊月＊日まで

　　　　　

以上

建物賃貸借契約の場合、契約の期限が到来して、契約書に期限到来とともに契約が終了するとの条項がありましても、入居者がそのまま入居を希望する場合、借地借家法の規定により、契約は法定更新されるものと定めております。
賃貸人がこれを更新する場合、賃貸人は
１、契約期間満了の日の1年前から6ヶ月前までの間に建物賃貸借契約の更新を拒絶することを通知しなければなりません。−　この通知は確実を期し、必ず内容証明郵便で行なうこと
２、その賃貸借契約更新を拒絶するのに賃貸人に正当な理由が必要です。
この2つの要件が必要とされています。
この2つの要素を賃貸人が満たさなかったときには建物賃貸借契約は自動的に法定更新となり、期間の定めのない賃貸借契約として更新されたものとみなされます。
特にこの更新拒絶の通知は配達証明付きの内容証明で出してください。